群馬県の調査環境

群馬と言う土地は探偵の目から見てどんな土地なのか?
このテーマについて2016年に原一探偵事務所のベテラン探偵A氏に取材して、本サイトに記事を掲載しました。
2018年9月5日の取材で、別な方々に同じテーマで話を聞けたので、このページにまとめています。
大きな特性は前回聞いたのと同じですが、別な話題も少し出ました。
回答くださったのは、本社調査部のA部長とW次長。
尾行や張り込みに支障が出るので、顔はモザイク加工、名前はイニシャルにしています。

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原一の探偵A氏とW氏(右から)

【調査部A部長(右)とW次長】

圧倒的に車社会

・人の移動は圧倒的に車が多く、公共交通機関は不便。
・街自体も鉄道駅周辺は活気がなく、国道沿いに栄えている。
・家族が1人1台ずつ車を持っているイメージ。
・都心だと駐車場代が高く、車を所有する時の高いハードルになるが、群馬にはそんな問題もない。
・浮気相手も車での行動が多い。
・都心の浮気調査は徒歩尾行の比率が高く、埼玉では車両尾行と半々だが、群馬ではほとんどが車両尾行案件。
・車なので酒を飲めないことが、ホテルや逢引き部屋への直行と言う行動にもつながってくる。

待ち合わせは駐車場

・双方とも車で移動し、ショッピングモールや公園の駐車場で逢い、片方の車に乗り込んで行動するパターンが多い。
・具体例でいうと高崎駅東口の某家電量販店の駐車場での待ち合わせは特に多い。
・ただし、この場所での待ち合わせについては電車で遠くに行く場合もあるので、予断は禁物。その場合の行き先は、都内でのイベントなど。

ショッピングモールの駐車場

【ショッピングモールの駐車場】

都会と違う不動産事情

・家が広く、実家住まいや実家に離れを建てて住んでいることも多い。
・家賃が安いので、逢引き専用の部屋を借りている場合が多い。

閉鎖的社会

・山道沿いの家などは親族の家がかたまっている。
・張込むと「変な車が来ている」と連絡が伝播し、調査対象者に伝わる可能性が高い。
・そもそも車の台数自体が少ないので見慣れない車は目立ち、警戒されやすい。

山道沿いの集落(吾妻町箱島付近)

【山道沿いの集落(吾妻町箱島付近)】

山道沿いの集落(東吾妻町三島付近)

【山道沿いの集落(東吾妻町三島付近)】

バイクの有効性が低い地域

・都市部では機動性に富むバイクの有効性が高い。
・渋滞に巻き込まれた時や、細い入り組んだ道や一方通行の多い地域で、バイクは失尾の回避に役立つ。
・しかし、広大にして閑散たる群馬ではバイクの有効性が減る。そもそもバイクの通行自体が少ないので目立つ。そして長い一本道が多いので、珍しい存在であるバイクで追えば、よけいに目立つ。
・しかし、相手の警戒が強い場合とスピードを出す場合、バイクは役に立つ。メインの追尾車の後方にバイクをつけておき、巻かれたり引き離された時にバイクが加速して前に出て、甲の位置を追尾車に知らせ、尾行のリカバリーをはかる。

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